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「なんとか予定がつきそうなの・・・どうする?」
僕の方に断る理由なんかない。それなりに経験を積んだつもりではあるが、いつも空回り感のある行為・・・
「余裕が出来てくればね・・・女性は経験が浅いと、まだ自分のカラダのどこが感じるかなんて解らないものだし・・・大概、マンガの世界だけよ?初めてで気持ちいいなんて・・・」
大人の女性とも、それなりに経験したけれど、この女性はどこか違う気がした。
もちろんこの女性・・・ミレイは、最初から簡単に誘いに乗った訳ではない。
僕も、あわよくばとは思ったものの、ミレイの都合がつかないのに押し掛ける訳にもいかないのだ。
それが『大人の関係』ってヤツだよな?
なんてわかったフリをしてみたりして。
知り合って数ヶ月。
時折メールをやり取りしながら、じっくりとお互いの事を知っていく・・・
まどろっこしい様だが、繋がっていればいつか・・・・という思いもあった。
もちろんその間、他に気の合う人と・・・って事もあった。それなりに求めてる人とコンタクトは取れるものなのだ。
「数さえこなせば上手くなるってモノでもないのよ(笑)フィーリングが合う人との関係はそれなりに探求出来るものだしね(笑)」
男だけががむしゃらになっても、ギアが外れていればお互いの満足感は無いに等しいのか?
なかなか奥が深いものだな
なんて、思慮深いつもりになったりして。
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