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キーンコーンカーンコーン
高校の朝の鐘がなる
すると生徒はバタバタと
自分の席にいていく。
生徒が席につき終わると
教師が入ってきた。
「今日は皆にお知らせがある
なんと今日から生徒が一人増えます!」
少しテンション高めに
話す教師。
「ぇっと、それって転校生ってことですか?」
一人の女子がそう訪ねた。
「うん、まぁそゆこと。まっ、話しててもしょうがないから。」
そう言うと教師はドアの方を向き「入っていいよ~」
と声をかけた。
するとドアを開け
一人の男の子が入ってきた。
すると女子たちが「キャッ」
などと言い頬を赤くしている。
「お~ぃそこの女子、先生に見とれない」
っと教師が注意。
「先生じゃありませんよ~」
とポ~っとしていた女子達は言った。
「あっそ…。まぁそんなことはいいからまずは自己紹介から」
そういって教師は転校生のことを見た。
転校生は生徒を向き
自己紹介を始めた。
「はじめまして、名前は龍埜アギトといいます。よろしく。・・・」
「ぇっ。それだけ?もっとこう…趣味とかさ。」
教師はあまりの自己紹介の
短さに少し慌てた。
「ぁ、趣味は…特にありません」
「そっ、そうか。じゃぁ席は一番後ろの窓際だから座ってくれ」
そう言うと
転校生、改めて龍埜アギトは
席に向かった。
「よし。んじゃ一時限目はHRだからそんとにいろいろやろうか。ってことで、おぃ号令係あいさつ」
『起立、礼』
朝の会が終わると
皆また席を立ち友達と
話始めた。
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