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「ねぇねぇアギト君ってどこからきたの?」
いきなり同じクラスの女子達が話しかけてきた。
「ぇっ、あぁ東京からだよ」
「東京からわざわざこんな田舎に引っ越してきたの?」
「まぁ用事だからね」
そういいながら苦笑いをした。
すると別の女子が
「ねぇ、アギト君って彼女とかいる?」
と聞いてきた。
「いゃいないよ」
「告られたことは?」
「ない」
「「えぇぇぇ」」
女子一同騒然…。
「チョッありぇないでしょ」
っと女子は輪になって
なにか話し出した。
その間にアギトはトイレに
逃げていった。
((はぁ…だる…。ってかなんで俺が学校いかなきゃならないんだ?))
実はアギトは女子と関わることをあまり好まない。
というよりむしろ関わりたくないと思っている。
そうこうしているうちに
一時限目開始のチャイムが
鳴った。
キーンコーンカーンコーン♪
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