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携帯の時計を見ると発車まであと10分となっていた。
そして、周りを見回すと車内の座席が段々と埋まってきた。
その時、優子が何かを見つけたようだ。
「谷口くん、あれ見て!」
と言ってある女子高生を指差した。
「麻生、人に指差すのやめろ。」
そういいながら、彼女が指した先を見た。
(何ですか、あの胸のデカさは?)
車内に入ってきた一団に高校生とは思えない大きさの胸の持ち主がいた。
その時、フルフルと震えている人が一人。
言いだしっぺ、麻生優子その人である。
「麻生君、どうした?」
心配した俺が彼女に聞く、彼女はスクッと立ち上がり俺に一言。
「あの巨乳の秘密を聞いてくる…。」
「お、おい…。」
そういうと、俺の制止を振り切りさっき指を差した少女に彼女は向かっていった。
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