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私は、ホラー好きなら知らなきゃモグリだ(と思っている)実録系ホラー小説が大好きだ。
あえてココでは名を伏せるが、その作品以上に面白く、かつ怖い作品を私は読んだことがない。
そんな私は、人から言われれば『怪談ジャンキー』だそうだ。まぁいささか疑問は残るが否定はしない。
さて、様々なジャンルの小説を書こうと、随分前にホラー小説を書いてみた。それが意外に好評だったので、何より私が驚きだ。これにかこつけてまたホラー小説を書いてみるかと思ったは良いが、どうにも怖くない。先に記述した作品も、私には怖くなかった。
怖い作品を読みすぎた弊害か。自分で書いていて、「ホラーか?」と思ってしまっては世話がない。
よって、視点を少し変えてみた。
『小説』を書こうとするから、下手に気負ってしまうんだ。とりあえずは、日常にある話から始めてみよう、と。
……と言う訳で、本作品はホラー小説とはまた違う。私の日常生活だと思ってもらいたい。
なお、ココに書くのは私が実際に体験した話か、父などの親族が体験した話だ。信じる信じないはさておき、本当にあった話なのだと言うことは理解していただきたい。
そして、1話1話にその霊はそこで○○したうんちゃら~だとか、その現象は霊によってうんちゃら~等といった明確な落ちはない。話がキレイに説明できるのは、物語の中だけだ。現実では、キレイすっぱり解決、説明できることはまずないのだから。
以上のことをご了承いただいた上で、楽しんで読んでもらえたなら、作者としてこれ以上の喜びはない。
2010年 如月の候
月野白蝶 拝
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