教室~告白編~

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「徹のことが…好きだからだろ?」 ドクンッ 心臓が一瞬跳ねた 鼓動が早くなり高鳴る 「…うん。な、なんでわかったの…?」 体が熱くなるのを感じる 思わず口に手をあてた そんな私をみて 彼は切なそうな瞳で私を見つめ 元が奈央に一歩一歩近づく 「お前のことなら何でも知ってる…」 彼の細くたくましい手が私の頬をなぞり 「お前の心がどんなに弱いかも…」 彼の凍るような冷たい手が 私の心に炎を燃やす  
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