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タッタッタッと走ってくる音に振り向くと
「おはよう夏っ!、置いていくなんて水くさいなぁ。」
そう言いつつ背中には平手でバチ-ンッ!!と叩かれる衝撃が走る。
夏「毎朝毎朝、痛ぇよ!すだち!」
す「置いていく夏が悪いな。なあ?みかん姉さんとゆず?」
元気の塊の少し後ろには……。
み「そうねぇ、置いてきぼりは少し寂しいわよねぇ……。」
ゆ「(コクコク…。)」
二人の女の子がほんの少しスネた様な表情で立っていた。
ちなみに三人の女の子は皆、同じ顔。違うのは髪型と性格くらいだろうか?何故なら彼女達三人は三つ子なのだ。
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