決別

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ぼくは弱い人間だ 逃げ場が無いと 生きてられないんだ たとえそれが 人を傷つけてると気付いても 君は きっと君は ぼくが助けを求めたら 必ず来てくれるんだ たとえぼくが どんな醜い姿になったとしても そんな安心感から 成立する日常は きっと偽りで 哀れなもので いまいち本気になれないでいるんだ ぼくが それに気付いたとき 人生で一番本気にならなきゃ いけないものと 出会ってしまった 長い間心に潜んでいた もやもやした黒いものが やっと見えてきた ぼくは ぼくはきっと たくさん涙を流して 心すら失うかもしれない でもきっとこのままぢゃいけない 何もかもだめになる前に 戦わなければ
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