超虫王座決定戦

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一回戦があっという間に始まった そしてダンゴムシの相手はというと鈴虫Gだった ゴングと同時に鈴虫Gが飛びかかってきた ダンゴムシは丸くなり左後方に上手く転がり鈴虫Gの攻撃を交わす しかし鈴虫Gの連続攻撃は絶え間なく続く ダンゴムシはコロコロ転がり身を交わすだけだ しびれを切らした鈴虫Gの動きが止まった 体中から大量の気が流れ出している 「いくよ!ダンゴムシ君…僕の音色に一生の眠りにつくがいい!もう終わりだよ」 不敵な笑みを浮かべた鈴虫Gが羽を擦り合わせ始めた アナウンサーA「おーっと、これは鈴虫一族最強と伝えられる必殺奥義、鳳凰幻魔拳だ!地獄を見続けるという奥義だ」 「なんだ…この音は…意識がどんどん遠くなっていく……」 バタンッ ダンゴムシは意識を無くし倒れ込んだ
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