夢じゃねぇじゃん

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ソラの細い体を抱き寄せて、背中を撫でてやる。 ソラは不満そうな声を漏らして腕の中でもがいていたが、そのうちギュッと抱き返してきて大人しくなった。 見ると、頬を俺の胸に埋めて安心しきった顔をしている。 体温の高い滑らかな背中を撫でながら、俺はソラに気付かれないように苦笑した。 こりゃ1週間、理性との戦いになりそーだ なんだかおかしな事になっちまったな…… ~・~・~・~・~・~  
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