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私の…
理想の男性。
こんな人がいたらいいと
思っていた…
今その人が、私の隣の席にいる。
これは…
運命の赤い糸ね。
「運命的な出会いを果たした、二人を結ぶ赤い糸。」
ポツリ。
呟いてみる…
何とも言えないこの感覚…
嬉しくてたまらない。
だって、いま私の隣に居る。
そんな事を考えながら、また隣を見てみた。
「あ、……」
気付けばもうあの人はいなくなっていた。
「そうなのね…
私の存在に気付いて、恥ずかしがって
行ってしまったのね…」
そして、時計を見てみると休み時間を過ぎて、
戻れば口煩い上司にいろいろと言われてしまった。
けど…
今日はとても、いいことがあったから
怒られるなんて、なんて事ないわ。
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