1.幼少時代

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そしてそれからしばらくは、おじさんも、俺のかかせない存在だった母親も拒絶した。 これが俺の第1回目の反抗期やったと思う。 「洋介~、なんで食べへんの。」 母親が作った飯やって食べたくなくなるほど俺は嫌やった。 「お菓子でも食べたんやろ?あとでおじさんが買ってきたケーキ食おうな。」 おじさんの言葉にも俺は反応しなかった。 でもその数ヶ月後、俺らは引っ越すことになった。 そのおじさんの家へ。 毎日家事をしておじさんを待つオカン。 そしておじさんが帰ってくると嬉しそうな顔をするオカン。 それを毎日見る俺。 おじさんにオカンを完璧に盗られたと思っていた。 ”ええおじさん”が”嫌なおじさん”へ。 そして”嫌いなおじさん”へと変化していった。
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