3.中学時代

26/29
前へ
/48ページ
次へ
「え?」 歯切れの悪い返事をする隼人。 「ゲーセン行くんやけど、お前も暇ならと思ってな。」 「あー…」 またもや歯切れの悪い隼人。 俺はたたみ込むかのように言った。 「暇なら来ればええやん。」 そのとき豊がフッと笑ったのがわかった。 こいつ、俺の気持ちとっくにわかってたんや。 一番めんどくさい奴になってたんやな、俺って思って恥ずかしくなった。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1826人が本棚に入れています
本棚に追加