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どこからともなく
コックらしい人?
メイドらしい人?
執事らしい人?
そして…
女性だ…。
僕たちにこのホテルを薦めた、女性がなぜ?
気になって仕方が無かったので、尋ねてみた。
[あの…]
[はい?なんでしょう?]
[先程…レストランにいた方ですよね?
どうして、僕たちより早くこのホテルに来れたんですか?]
あのレストランからこのホテルまで車で1時間かかる。
女性は何故僕たちより早く
しかも、服まで着替える事が出来たのだろう。
ありえないんだ。
人間のあしなら…
三時間はかかるはずなのに。
人間ならば…
僕はレストランを去る前に感じた、女性の視線を思い出していた。
あれは…殺意だった。
僕が考えていると女性は以外な言葉を発した。
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