呪われたホテル…

6/11
前へ
/106ページ
次へ
[えっと、初めて会いましたよ?] [えっ?でも…] 女性は絶対にあの女性だ 綺麗な姿も声までそっくり… そんな事があるのか? こんなに近くにそっくりな人が二人も… 僕は疑いながらも… [そうですか、すみません。人違いだったみたいです。] [いいえ。お気になさらないで下さい。] 僕が女性と話し終わり 彼女の方向をむくと… 可笑しい! 彼女がいない。 そこには、 コックらしい人? メイドらしい人? 執事らしい人? そして人形のような少年が不気味な笑みを浮かべていた。 恐る恐る聞いてみる… [あの…僕と一緒にいた彼女はどこに?] (カタカタッ) 少年が小刻みに揺れる。 [あぁッその方ならッ つまらないからッてッ アチラニ行きましたッ] 少年が指差す方向は… 二階のようだ。 [アナタガタはもう宿泊なさっています。どうぞ後自由に、] 女性が言う。 僕は少年が指差す方向へ向かい歩いた、 二階に着いて後ろを向くと…!
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加