第弐話 学校よりも………

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すでにホームルームは始まっている時刻である 「完全に遅刻だよ、アスカ」 シンジが遠慮がちに言った 「あ~んたがいつまでも寝てるからでしょ、バカシンジ!あたしまで遅刻しちゃったじゃない!」 「う………ごめん」 「もういいわ。急いでもどうせ遅刻だし。ゆっくり歩いて行きましょ」 (学校の授業なんて退屈なだけよ。こうしてシンジと一緒にいるほうがずっと幸せだもの) シンジにほのかな恋心を抱くアスカだった
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