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施設の入り口にはいつものように沙月さんがいて、僕が植えたプランターに水をやっている
「お母さんいってくるね！」
「二人ともいってらっしゃい！制服似合ってるわ。帰りにお豆腐買ってくること忘れないでね！」
冬美はエヘヘと照れながら、もちろん忘れないとジェスチャー付きで返事をした
「ねー、冬弥。私が朝ベッドから落とした事まだ根にもってるんでしょ！」
ビンゴです
「もう右肩が使い物にならないわー。もっと丁寧に起こしてくれ！」
「次からは背中に氷いれるわ！」
お前なぁと相槌かわりにうつと、道には自分らと同じ制服を着る集団がみえる
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