*完璧な仮面*

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「あの…その仕事代わりましょうか?」 そう言わずにはいられない… やりたくないって本当は思うけど、私の作った完璧な仮面は勝手にそう言ってしまう。 「本当ですか!?ありがとうございます! あ…でも、まだ遅れたこと担当の大沼先生に言ってないんだけど…」 「大丈夫よ。 私が代わりに謝っておくから。」 私が笑顔でそう言うと後輩はさっきと打って変わって笑顔になった。 「本当にありがとうございます! 今度何かおごります!」 そう言って後輩は行ってしまった。
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