*完璧な仮面*

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またやってしまった… 今さら後悔しても遅いが…どうして何も悪くない私が怒られに行かなきゃいけないのか… 私はバカだ… 私はとりあえず部活のみんなに行けないと謝りに行き大沼先生のもとに行った。 大沼先生は学校でも有名な恐くて頑固な先生。 「すいません! すっかり忘れていました。 今日中には提出しますので!」 先生はすでに怒っているようすで恐い表情をしていた。 「謝ればすむと思っていたら大間違いだぞ! 世の中はなあ、そんなに甘くないんだ! お前みたいなたるんだやつはー…」 大沼先生の説教はとても長く嫌気がさした。 だが私の仮面はその気持ちを相手にわからせぬようにと真剣な表情にさせる。
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