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「いいわねー…
いまどきあんな愛想の良い中学生いないわよ!
生徒会長もやって成績も学年1位でしょ。
ましてあの容姿!
高校生…いや大学生って言っても良いほど大人っぽくて綺麗よね。
本当に田中さんは羨ましいわ!」
私はあの日の決意を破ることなくやり通した。
そして近所でも学校でも羨まれるような子になった。
そんな私を母さんは心から誇ってくれた。
それが何よりも嬉しかった……が…同時に誰にも弱音を掃けずにいるせいで私は私を見失い始めた。
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