十三、急展開…ですか?

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-翼side- あー……嫌な予感って言うのはこうも当たるもんなのか? 京の親衛隊員に'京様に接触出来ませんでした!不甲斐なくてすみません'っつー謝罪メールが来てたからまさかと思ったが、案の定蕾杞達に絡まれてるし……。 親衛隊員が迎えに来るから待ってろって言った筈なのにほんの数分の事を忘れてしまう程おめでたい頭してんのかあいつは。 ……つい苛々して毒吐いちまった。 どうせ食堂って言った瞬間頭の中がパフェ一色に染まっちまったんだろうけど。 はぁ……しょうがないか。 翼「……京」 京「(ビクゥ!!)つ、翼……?」 苛ついていたせいか、いつもより低い声で京の名前を呼ぶと、面白い程肩が跳ね上がった。 京「え、えーとわ、忘れてた訳じゃないんですよ?ただ違う事に気が向いてしまっただけで……」 京は冷や汗をかきながらも何とか弁解しようと言葉を紡ぐ。 この分だと今思い出したな。 翼「ったく、お前って奴は……取り敢えずパフェは暫くお預けな」 京「!?そ、そんな殺生な……!!」 翼「何か文句でも?」 京「……ないです。俺が今回悪いのはわかってるし出来るだけ我慢する」 出来るだけかよ!其処は嘘でも我慢しますって言えよ;;ま、今回はこれで勘弁してやるか。 -翼side了-
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