二、王道転入生現る

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うん。 賢明な判断だと思うよ。 侑「此処はお前の部屋か?何で此処に連れて来たんだ?」 う~ん。 質問攻めって好きじゃないんだよなぁー。 少し転入生が落ち着いてから本題に入ろう。 京「飲み物は紅茶、コーヒー、お茶、どれにしますか?」 侑「へっ?あっ、え、じゃあ紅茶で。」 京「ホットミルクティーでよろしいですか?」 侑「えっ、あ、ハイ。」 プッ。 転入生敬語移ってるよ。 おもしろーv あっと、本題本題。 コトンッ 京「どうぞ、温かい内にお飲み下さい。…落ち着きましたか?」 侑「…はい。(取り乱して恥ずかしい)頂きます。」 京「で、本題何ですけど、何故貴方を此処へ連れて来たかですよね?別に此れと言った理由は無いんですが、しいて言えば困ってたからですかね。」 侑「そっ、そっか。ありがとな!!」 あっ、沈んでたのに一気に明るくなった。 見てて飽きないなぁー。 まぁ、王道転入生ってのは大抵そんな感じだけど、この転入生は今まで俺が読んで来た王道主人公とはちょっと違うような気がする。俺の勘だから何とも言えないけど…。 京「では、今度は俺から質問します。何故あんなに急いで逃げていたのですか?」 一応知ってるけど聞いておこう。 侑「あ~…何かしんないけど、生徒会の親衛隊(だっけ?)とか言う奴等に生徒会に近づくな!!って言われて、最初は口論してたんだけど、面倒臭くて逃げたらいつの間にかあんな集団になってた。」 あっははー。 王道じゃないー(泣) そんな時は本人がぼこしちゃうか生徒会とか転入生に心酔してる人達が助けに来るかどっちかなんだけどなー。
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