二、王道転入生現る

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そろそろ暴露しよっかなー。 どんな反応が返って来るかちょっと楽しみ♪ 京「……大分参っている所悪いんですが、実は俺も親衛隊に入っているんですよね。」 侑「ありが…って、へ?きっ、京が親衛隊に!?」 京「はい。しかも幹部です(微笑)」侑「……。」 さぁ、どう出るかな? 侑「(…京が親衛隊に?一体誰のだろう。何だか京に対してじゃなくて、京に好かれている人がムカつく。これは…何だ?よくわかんないけど取り敢えず京に対して嫌悪の感情がないのはわかった。)」 悶々と考えてますなー。 侑希君は感情に任せて言わずにちゃんと考えるんだねぇー。 えらいえらい☆ 京「…俺の事、嫌いになりましたか?」 侑「…いやっ、京は親衛隊から助けてくれたし、悪い奴じゃないと思う。だからこのまま友達でいたい。でも…もし、京が他と同じで、生徒会に近づく俺が邪魔なら突き放して?」 さて、此れはどうするべきかなー? 傍観するなら此処で突き放すのが無難何だけど良心が痛むんだよねー。 俺基本お人好しだしさー。 でも俺が受け入れちゃうと翼にも被害がぁ~………どうしよう。 編入生の目がチワワだよ、チワワ。…しょうがない。 条件付きでOKしよう。 京「突き放しはしません。しかし、条件を呑むならの話しですが。」 侑「条件……どんなのだ?」 京「①部屋や、プライベートの時以外関わらない事。②もし外で話す時が来ても他人のふりをする事。③生徒会とか侑希君の友達、とにかく周りには俺との関係、及び俺の話しを自分からしない事。以上です。」 侑「…わかった。それでもいい。その代わり、携帯のアドと番号交換してもいい?」 京「えぇ。そうじゃないと連絡付きませんからね。俺が了解した時は部屋に来て構いません。但し、連絡無しで来るのは認めませんからね。」 侑「おう!!ありがとな。じゃあまた連絡するから!じゃーまたな!!」 京「えぇ。気を付けて帰って下さいね。それじゃあ。」 バタンッ …帰った。 にしてもちょっと厄介な事になったなー。 侑希君、約束は守りそうだけど、いざその話しを相手(生徒会とか)が降ってきたら反応してすぐ吐かされそうだし。 嘘下手そうだしー。 …まぁ、いざとなったら全部スルーしよう。 にしても翼きっと怒るよなー…、明日覚悟しておこう。 って事で皆さんおやすみぃー。 -了-
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