三、魔王様と接触

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IN教室 翼「転入生と接触した上に友達になったぁ~!?京~~~!!お前何やってんだよ!!何の為に昨日食堂を急いで出たと思ってんだ!!(怒)」 皆さんおはようございます。 只今翼に説教を受けています。 朝一番に昨日の出来事を話したら烈火の如く怒り始めました。 おかげで俺は今涙目だ。 弱虫って? 言ってろバカ!! 翼は怒ると物凄く恐いんだぞ!!今だって顔が般若だよ般若!!(泣) 翼「おい……京、聞いてんのか?(怒)」 京「えぇ、聞いてますよ。」 翼「じゃあどうゆう事か説明しろ。」 京「だから昨日のは不可抗力ですって。」 翼「だからってなぁ~、ぶつかったのは百歩譲って不可抗力ですませるとして、何だって友達なんかになるんだ!!」 京「いいじゃないですか。取り巻きがいるうちは話しかけてこないでしょうし。」 翼「そうゆう問題じゃあねぇだろ!?今、親衛隊は完全に転入生を敵視してる。そこで幹部なお前が仲良いなんて知られたらただではすまないぞ!!」 京「…わかってます。その時は翼を巻き込む訳にもいかないので離れます。」 翼「あ~~も~~、やっちまったものはしょうがない。何かあったらすぐ言えよ。俺が巻き込まれる云々は気にしないで。……つーか言わなかったら殺す。」 京「……わかりました。」 軽く脅しだよ翼さ~ん(泣) にしてもやっぱり翼は優しい。 怒ってても最終的には絶対に許してくれるし。 っと、その時、 《ピルルルル》 あっ、俺の携帯だー。 しかも電話だし。 誰だよ朝からー。 俺のケータイサブ画面に誰からかとか名前出ないから不便なんだよねー。 そろそろ買え時かも……。 チラッと、翼の方を見ると出ろよと言う目をしていたので、教室の隅の方で通話ボタンを押した。
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