5811人が本棚に入れています
本棚に追加
/125ページ
IN教室
翼「転入生と接触した上に友達になったぁ~!?京~~~!!お前何やってんだよ!!何の為に昨日食堂を急いで出たと思ってんだ!!(怒)」
皆さんおはようございます。
只今翼に説教を受けています。
朝一番に昨日の出来事を話したら烈火の如く怒り始めました。
おかげで俺は今涙目だ。
弱虫って?
言ってろバカ!!
翼は怒ると物凄く恐いんだぞ!!今だって顔が般若だよ般若!!(泣)
翼「おい……京、聞いてんのか?(怒)」
京「えぇ、聞いてますよ。」
翼「じゃあどうゆう事か説明しろ。」
京「だから昨日のは不可抗力ですって。」
翼「だからってなぁ~、ぶつかったのは百歩譲って不可抗力ですませるとして、何だって友達なんかになるんだ!!」
京「いいじゃないですか。取り巻きがいるうちは話しかけてこないでしょうし。」
翼「そうゆう問題じゃあねぇだろ!?今、親衛隊は完全に転入生を敵視してる。そこで幹部なお前が仲良いなんて知られたらただではすまないぞ!!」
京「…わかってます。その時は翼を巻き込む訳にもいかないので離れます。」
翼「あ~~も~~、やっちまったものはしょうがない。何かあったらすぐ言えよ。俺が巻き込まれる云々は気にしないで。……つーか言わなかったら殺す。」
京「……わかりました。」
軽く脅しだよ翼さ~ん(泣)
にしてもやっぱり翼は優しい。
怒ってても最終的には絶対に許してくれるし。
っと、その時、
《ピルルルル》
あっ、俺の携帯だー。
しかも電話だし。
誰だよ朝からー。
俺のケータイサブ画面に誰からかとか名前出ないから不便なんだよねー。
そろそろ買え時かも……。
チラッと、翼の方を見ると出ろよと言う目をしていたので、教室の隅の方で通話ボタンを押した。
最初のコメントを投稿しよう!