三、魔王様と接触

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全くー。 親衛隊の会議室って俺の教室から遠いんだよねー。 この調子で行けば間に合うかなー? 京「♪」 もうすぐで着く!!っと、ラストスパートをかけて角を曲がろうとしたら…… ドンッ ……人にぶつかった。 昨日といい、今日といい2日続けて人にぶつかるはめにはなると思ってなかったよー。 イタタタ。油断してたー。 前見てなかったー。 京「あの、ぶつかってすみません。」 取り敢えず俯いていた顔を上げて相手を見た瞬間俺は絶句した。 ……デジャブ? 俺、呪われてるのかなー? 編入生の次は書記様ー!? 忍「悪いな。大丈夫か?」 京「あっ、はい。」 忍「そう。ならよかった(微笑)。」 俺前から何でこの人が人気あるのかわからなかったんだよねぇー。 でも、今やっと理解した。 笑顔がとても綺麗なんだ。 これもある意味王道vw 忍「……君、親衛隊幹部だよね?」 京「はい。そうです。」 あれ? よくわかったなぁー? 生徒会は大概親衛隊の事を毛嫌いしていて管理する所か存在を無視してるはずなんだけどなぁ……。 王道的には。 この人は例外なのかなー? 忍「そう、じゃあ、くれぐれも制裁なんてバカな真似しないように君達の隊長さんに言っといてくれる?」 京「……それは、忠告ですか?」 忍「あぁ、勘違いしないでね。俺は転入生の事が好きでこんな事を言ってる訳じゃないよ。」
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