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-京side-
あれー?
皆いなくなっちゃったー。
ちょっと大袈裟すぎると思うんだけど……。
確かに身体中傷だらけだけど傷事態はそんなに深くないし放置しておけば治るよー。
皆意外に心配性?
どうやったらそこまで傷だらけになるかって?
それはねー………
-回想-
あぁ、ヤバイヤバイヤバイ!!
こんだけ遅れちゃあ何されるかわかんないよー(泣)
と、時間を大幅にオーバーしている事にパニクっていた俺は足元にプリントが散らばっているのに気付かずそのまま走って案の定転び、更に何故か廊下に置いてある机に頭をぶつけて膝と肘をすり、挙げ句の果てには机の上に置いてあったハサミが落ちて来て頬に一筋の傷をつくったって訳☆
んで、一瞬呆然していた俺だったんだけど、すぐに目的を思い出して部屋に飛び込んで行ったんだー。
-回想終了-
我ながら運がなさすぎると思う。
いっそ誰かが仕掛けたんじゃないか?と言うくらいに。
あっ、そろそろ皆来るかな。
慌ただしい足音が聞こえるし。
バーンッ
羽「きききき京!!きっ、傷は!?早く傷見せて!!」
υ慌て過ぎじゃないかなー?
さっきも言ったけどかすり傷なんだってばー;;
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