四、親衛隊会議

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俺の意見……。 しかも総隊長は親衛隊幹部としてって言った。 つまり俺個人の意見じゃダメって事かー。 ん~~~~~~。 京「親衛隊幹部としての意見でしたら、……制裁をするべきなのでしょう。」 雅「それじゃあ、「ですが、」……?」 京「俺個人としてはしたくありません。」 羽「……個人の意見は必要ないよ。」 京「制裁なんてしても自分が苦しみを味わう事になると思います。俺は親衛隊の皆にそんな思いを味あわせたくありません。」 王道とか抜きでこれは俺の本音。 親衛隊の虐めは確かに王道だけどそれで誰かが傷つくなら止めるべきだ。 それにお咎めは全部総隊長に行っちゃうだろーし、総隊長が生徒会に忠告されて傷つく所見たくないんだよねー。 羽「関係ないよ。制裁について決まった時点で皆覚悟しているはずだしね。」 京「最終的に傷つくのは総隊長である羽海先輩なんですよ……?」 羽「フンッ。そんなの覚悟の上さ。そんなの恐がってたら総隊長何て勤まらないからね。」 あーもーわかってないなー。 俺が最終的に傷つくのは羽海先輩何ですよって言った時、皆一様に傷ついた顔してたんだよー? それだけ慕われ、大事にされてるんだから少しは自分を大事にして貰わないとー。 俺は続きを話そうと口を開きかけたが、先に副隊長が口を挟んだので言葉を発する事なくそのまま口を閉じた。
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