二年生

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二年生になると授業も大変になっていった。 「光輝ばっか応援してたら自分の勉強がマズいことになっとるわー。」 私はいつもの電話でこんなことを話していた。 「嘘っ!?じゃあ今度勉強見てやるわ」 「え!?高二の内容じゃ不満じゃない?」 「まぁ復習にもなるからいいってことよ。」 「…ありがと。」 「じゃあ場所はつぐみの家でいいか?」 「うん…ん?……ってえぇぇぇぇぇぇ!?」 「え!?何?どうした?」 「え!?だって、だってさ!!光輝が私の家くるんでしょ!?」 「なんかまずかった?」 「えっいや…日時は?」 「土曜辺りはどう?」 「うーんと…あっオッケーだよ(親居ないし…)。」
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