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シューゼル魔法学園の前に一人の男が立っていた。
「転校初日から遅刻するとはいい度胸してるな。」
時刻は8時半。純は完全に遅刻である。
シュ………純が転移でやって来た。「すみません。遅れました。」
『転移だと?なんでこいつが使えるんだ?』
※『』のときは心の声ということで!
通常転移は高校2年で習うことになっているためだからである。
「まぁいいや。一応、俺が担任のアルト・サルスだ。じゃあ学園長室にいくぞ。」
シューゼル魔法学園は東京ドーム30個分くらいの大きな学園である。
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