デジタル化

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"デジタル化"で最も生活を変えたといえば"デジタルコンタクト"だろうか。 見た目はコンタクトと同様、薄いレンズでできていて、ハードとソフトが存在。 "見えない情報"を"視覚化"し、操作・入力・出力することを目的とする。 こいつの存在が今のデジタル化社会を支えていると言ってもおかしくはないだろう。 ああ、"見えない情報"を知らない人のために説明するとしよう。 まずは、私たちが『情報』と呼ぶものには種類があることを知るべきだ。 耳から聞こえてくる声などの聞く情報。 目から見えてくるものや文字の見る情報。 そして、最後に"視覚化"される情報である"見えない情報"。 見えない情報は赤外線・各種電波・パソコン・携帯電話に存在する数多の情報をある程度に分けて、一つの文字に変換する。 これを読み取ることでその文字にある情報を手に入れることができるようになっている。なんとも便利な機能だ。 ちなみに、視覚化とは見えない情報をデジタルコンタクト通して見える情報に変えることらしい。詳しいことは専門業者にでも聞くべきだな。 便利なこのデジコンの存在、そしてデジタル化。 確かにこの二つのあオン材は私たちの生活を便利にしたといっていいだろう。 だが、忘れてはいないだろうか? 便利の裏にはかならず不便利があることを それが必ずしも軽いもとは限らない それはゆっくりと私たちの体を蝕んでいるのかもしれない 『バグ』は誰にでもなりうるのだから 世界は機械化され、デジタルで表現されはじめている。デジタル化の波は止まらない。 君はどちらを選択する? 社会の流れについていき便利さを求め、日々を怯えながらいきるか。 はたまた、社会に取り残されてでも自分を大事にするのか。 全ては選択だ。 これを読んでくれた君の、選択が楽しみだな。  矢酉 修一 ―デジタル化―より引用。
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