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そんな懐かしいことを考えていると、自然と目から温かい何かが流れ出してきそうになったので本題について考えることにした。
俺の存在意義……
今まで誰かのために何かをしようと考えたことは無い。むしろ自分のことについても軽く考えている俺にとっては有り得ないことだが…。
それとも、俺は意味なくして生まれて来たのかっ!?だとしたら神を恨んでやるー!
などと色々考えた挙句、俺の空腹音がゴングとなり試合は幕を終えた。
俺は空腹を満たすべく、冷蔵庫のドアを開け中を念入りにチェックし、材料と賞味期限の確認をした後に調理にとりかかった。
この時まだ俺はこれから向かう自分の過酷な運命のことなど少しも気付いてはいなかった………
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