誕生日

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急いで雨の中駅に向かった… 『馬鹿…馬鹿…馬鹿っ』焦る気持ちと感情をコントロール出来ない… ××病院にようやくついた‼ 『健司は?どこ?早く答えろよ‼受付だろ⁉』 【すいません💦三階の手術室の前にお行きください】 『わかりました、ありがとう』 手術室の前についた ついた時に体の疲れがドッと押し寄せてきた 近くのソファーに腰をかけ手術室の扉を見つめる 『なんで?なんで?なんで?』 扉から医師が出てきた 『健司は⁉健司は⁉』 【まだわかりませんが…相当危ない状況です】 【多分今日が山かと】 『…今日が山?意味わかんないんですけど(笑)今日は愛の為に出かける予定だったんだけど?今日が山と言うなよ…』 『すいません少し落ち着きます』 どうして今日がこんなに辛いんだろう… 歳とったからかな? 時間なんて動かなきゃよかったのかな? 【愛さん意識はが戻りました‼】 いそいで手術室に駆け込んだ 「あ、あ、い…わる、ぃな…きよう、い、…けそう………にねぇわ」 「ビデ………オカメ、ラ……見て」 『喋んないで…もう喋んないでよ』 「さ……いごに…………言わせ…て………………だ………………」 【…愛さん…残念だけど彼はもう……】 『二人だけにして…』 ガチャ 医師達が出てった 愛は、健司に寄り添うように近づき手を握りしめ話した… 『いっぱい思いでありがとう…あなたの事は、絶対に忘れない…大好きだよ❤でも1人の時以外あなたを思いだしてあげないよ😜だってニヤけてしまいそうで恥ずかしいから…知ってた?バイクの座席から目が合った事(笑)照れて目逸らしたよね……ねぇ……もう一度目を開けてよ…今度は逸らしたりしないで、しっかり見つめてよ…ねぇ……お願い』 私の最初の最後のお願い…
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