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自分
人なんて
信じなければ 愛さなければ
傷つくことも 裏切りもない
この手で
自分の全てを捨ててしまった
人前で
涙なんて見せられない
周りの人に
弱いだなんて思われたくない
だからいつも強がって 笑ってた
でも本当はいつだって
こんなに弱くて泣き虫で
いつも助けを求めて
いつも悲鳴をあげてた
いつも届くことのない
背中をずっと ずっと
見つめて 追いかけて
誰かに気付いてほしくて
振り向いて欲しくて
ワザと刃を向けて
恐れていた事は
"ひとり"になること
逃げ出さないのは
"ひとり"になるから
決して強い訳じゃない
だからこの場所で
このまま追い続けるしかなかった
叶うことのない この想いを胸に
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