第一章

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0566番台…。 この数字を俺は生涯忘れないだろう。 俺がこの世界に入るきっかけとなった台…。 それが正解だったのか間違いだったのか…、 目の前の光輝く台を前に、 緊張と僅かな興奮を覚えた若干15歳だったこの時の俺には 当然そんなことを思う由もなかった…。 ーーーノブの代打ち。 勝っても負けても俺に損は無い。 気楽にやるかぁ。ーーー 俺は静かにレバーを叩き始めた。 .
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