第一章

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更に数ゲームを消化した後、 障子に人影が浮かび上がった。 開かれた障子の向こう側には…、 見慣れた通常画面が広がっていた。 ーーー…えっ?ハズレたのか? 俺の打ち方が悪かったとかかな…。 全然わかんねぇけど、ドキドキして損したぁ~。ーーー 画面に映る殿様が、「ンッ!?」とか言ってるのが無性にムカついた。 ーーまあ代打ちだし関係ねぇか。ーー なんて考えながら再び打ち出した数ゲーム後、 左リールにチェリー、中リール中段に姫図柄が止まる。 一気に騒がしくなった液晶画面。 直後に上から家紋が降ってきた。 .
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