第一章

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ーーギュイン!ギュイン!ギュイン!ギュイン!!ーー リール上にはまた7が揃う。 画面上は日が暮れてんのに日光浴を楽しむ、若干呆けた爺ちゃんがいた。 ーーなんかさっきと払い出し音違ったなぁ…。ーー 違和感を感じながらも俺はBIGを消化する。 ーーBIG中W揃い。 この時点で2800枚以上の出玉が約束された事など知らず、 俺は夢中でレバーを叩いていた…。ーー 結局この1G連は初当たり込みでリミッターの6連まで伸び、 ものの数分で8万円以上の出玉を獲得した俺は、 気が付くとスロットに対する嫌悪感など吹き飛んでいた。 .
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