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『……で、……になります。…が……』
ーーー頭痛てぇ…。ーーー
極度の二日酔いと戦いながら、
俺は窓の外を見る。
教室から見えるグラウンドでは、
同い年のガキ共が授業でサッカーをしていた。
『…けだ!……池田!!』
「池田ぁ!!!」
ふと顔を上げると、2、3回見たことあるおっさんが顔を真っ赤にして立っている。
「授業受ける気無いなら出てけ!
みんな受験に向けて必死なんだ。
お前みたいのは迷惑だ!」
「……臭っ。…口くっさぁ~。
おっさん昼飯にウンコでも食った?」
顔見知りのおっさんに挨拶を済ませると俺は帰路に着いた。
学校には居場所が無かった…。
気が付いたら無くなってた。
裏に停めた単車に跨って、
俺は漠然とした不安を感じていた。
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