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テスト当日
「うわ、全然分かんない…」
テスト終了後
「京子ちゃん、テストどうだった?」
『うーん…まあまあかな、伊右衛門はんは?』
「え、あ、うん、僕もまあまあだと思う!」
『そっか!じゃあ私先に帰るからまたね!』
関西弁じゃない京子ちゃん、たぶん出来がよかったんだろう。
数日後
「あちゃー、ほとんど60前後だよ………何か中途半端すぎて特に何も言えないや」
僕がテストの結果にうんざりしていると
\キャーキョウコチャンスゴーイ/
何だろう、そう思い僕も京子ちゃんのいる席へ向かった。
『京子ちゃん、ほとんど90点以上で2つも100点取るなんてすごいね』
なん………だと………!?
『そんなことあらへんよー、ちゃんと勉強しただけやって!』
カタコトな関西弁………!きっと調子にのっている!
「京子ちゃんすごいなー、今度僕に勉強教えてよ!」
『え、う、うん…ええよ』
京子ちゃんが嫌がっている………?いや、恥ずかしがっている!その仕草もかわいい!つい興奮してしまう。
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