125人が本棚に入れています
本棚に追加
/91ページ
気怠い体を起こして立ち上がる。
もう少し寝ていたいけどそうもいかない。
「今日も頑張りますか。」
一つ伸びをして仮眠室を後にする。
来た時とは違い店は賑わってた。
「ミーティング始めるよ。」
ホールに足を踏み入れた瞬間、ジェシュンが声を掛けた。
さっきとは違い静かになる。
ホールの中央を突っ切って定位置のソファーに腰を下ろした。
「おはよう。では今日の売り上げ目標から………」
ユノの凛とした声がホールに響く。
俺の長い夜が始まった。
.
最初のコメントを投稿しよう!