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いつものように心地いい倦怠感の中目を覚ます。
ベッドサイドのローテーブルからタバコを探し当て口に加えると
スラリと白い手が延びてきて当たり前のように火を点けた。
「まだ居たの？」
紫煙を肺一杯に吸い込んでから言葉と一緒に吐き出す。
「あら？居ない方が良かった？」
ベッドヘッドに預けた上半身に縋り付くように白くて柔らかい身体が絡み付く。
本心を言ったら
殴られるだろうな？
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