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まだ長めのタバコを灰皿に押し当てて女の頬に手を添える。
促されるように上げた瞳には妖艶な欲望が浮かんでた。
この人は俺を求めてる。
でも………
「シャワー浴びて来たら?身体がベトベトだよ。」
膝を女の足の間に滑り込ませて動かせば
甘い息を吐いて身動く。
何かを期待してるような視線がウザい。
「ユチョ…っ」
何か言い掛けた唇を塞ぐ。
終わりだな…
良い金ズルなんだけど正直面倒くさい。
舌を絡めてリップ音を立てて唇を離す。
「Time over.」
唇を指でなぞって呟いた。
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