第二章 幻想郷の病院ー永遠停ー

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目を覚ました俺が最初に思ったことは、消毒液がある病院のような匂いがしている。と思った。 目を開け上半身を起こす。そして半分寝ぼけた頭で周りを見渡す。 医者などが使っていそうな机に、たくさん薬が入った棚、ベッドは3つありそのうちの1つは自分が使っている。 しかし病院というと洋風だったはずたが、床は木の板、戸は障子と和風っぽさがある。 「…ここは一体?」 すると障子の戸が開けられ誰かが入ってきた。黒髪のショートに薄いピンクのワンピース、そして頭にウサ耳とお尻にウサギの尻尾をつけた女の子だ。 「うさっ?」 どうやら少女が自分のことに気がついたらしい。 「おっ、起きたのか?」 馴れ馴れしく話しかけてきた。 「あぁ、なぁここって…」 「ちょっと待って、私じゃ話にならないから、ここの先生と話してね。おーい、鈴仙!」 ドタドタと廊下に出て先生とやらを喚びにいった。 でも、 ウサ耳はやってるのかな?
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