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目を覚ました俺が最初に思ったことは、消毒液がある病院のような匂いがしている。と思った。
目を開け上半身を起こす。そして半分寝ぼけた頭で周りを見渡す。
医者などが使っていそうな机に、たくさん薬が入った棚、ベッドは3つありそのうちの1つは自分が使っている。
しかし病院というと洋風だったはずたが、床は木の板、戸は障子と和風っぽさがある。
「…ここは一体?」
すると障子の戸が開けられ誰かが入ってきた。黒髪のショートに薄いピンクのワンピース、そして頭にウサ耳とお尻にウサギの尻尾をつけた女の子だ。
「うさっ?」
どうやら少女が自分のことに気がついたらしい。
「おっ、起きたのか?」
馴れ馴れしく話しかけてきた。
「あぁ、なぁここって…」
「ちょっと待って、私じゃ話にならないから、ここの先生と話してね。おーい、鈴仙!」
ドタドタと廊下に出て先生とやらを喚びにいった。
でも、
ウサ耳はやってるのかな?
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