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「師匠やはり彼は…」
「えぇ、そうみたいねうどんげ。光夜君、落ち着いて聞いてくれる?」
「呼び捨てで構いませんよ。何ですか?」
一呼吸おいて。
「ここはあなたの住んでいた世界ではないわ。」
「…あぁ、やっぱりですか」
薄々、というか完全に自分のいた世界とは違うということには気づいていた。
自分の住んでた世界には狼男やウサ耳をはやしている女の子がいるわけはないから。
「…えらく簡単に受け取ったわね。」
「簡単に受け取ってはいませんよ。」
「さてと、この世界について説明するわ。」
この世界―幻想郷―と呼ばれていて、自分(光夜)がいた世界から忘れ去られた世界ということらしい。
時代に取り残され、忘れ去られたものやたまに神隠しにあった人がここにくるということ。
この世界には人や人外、妖怪などが住んでいるということ。
「さて、ここでこの世界、幻想郷の説明は終わるわ。それじゃあなたはどうやってここに来たのかしら?」
「えぇと実は…」
少年説明中
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