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朝日の眩しさが目に入り、それから逃げるようにゴロンと寝返りをうった。
(ん?何だかベッドが岩のように固いな?)
不審に思い起きあがると、いつも自分が寝起きしている見慣れた部屋ではなく
何故か竹林の中にいた。
「あぁ~?なんだこれ?」
立ち上がり目を擦って、周りの景色を見るがやはり変わらず、竹林しかなかった。
「………よし、これは夢だな。もう一回寝て現実に戻ろう」
そうして、また寝ようとした時足を滑らせ今まで寝ていた場所から落ちた。ついでに頭もぶつけた。痛かった。
「~~~っ!?痛いってことはこれは…」
夢じゃない?
よーし、まず落ち着け俺、素数を頭で数えてみよう。
1、2、3、5、7、9…あ、間違えた。9は素数じゃない、3で割れる!
自問自答して状況を整理しよう。
Q1、俺の名前は?
A、暁 光夜(あかつき こうや)、今年16の高校1年生だ。
Q2、まずはここはどこだ?
A、周りは竹林だけ、多分どっかの山の中だろう。
Q3、ここにいる前は俺は何をしていた?
A、俺は確か………
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