第一章 突然!幻想入り!?

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~回想~ 学校の授業が終わり、自分の家である叔父の家に帰る途中だった。 何故叔父の家なのかというと、俺に両親がいないからだ。 母親は父親を見限って愛人とどっかに行き、父親は酒におぼれて急性アルコール中毒でポックリ逝っちまった。 そして父親の弟、つまり叔父に引き取られた。叔父は俺のことを大切に育ててくれた。 しかもただ溺愛するだけではなく、俺のためになるようなこともしてくれたし言ってもくれた。 そして中学に上がった時から育ててくれた恩を返そうと、叔父の家の手伝いを始めた。 叔父の家は近所では少し有名なBARだ。 最初の間は店の掃除やグラス洗いなどをしていたが、いつの間にか料理やカクテルの作り方を教えてもらって、店のバーテンダーに任されていた。 すまない、話がかなり脱線してしまった。元に戻そう。
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