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軽くスキップして帰っていると、いきなり着信音が静寂な中、響いた。
プルルルル プルルルル
京「っわぁ!」
な、なんだ…。
電話か。
静かな中、響く着信音はうるさく、急いで電話に出た。
京「はい、もしもし?」
安「〈あぁ。お前、保健室に忘れ物…〉」
京「…安堂?」
安「〈てめぇ…どこにいる。〉」
ぇ、外だけど…。
何故 怒ってるのですか?
京「外、だけど…」
安「〈どこだ。迎えに行く。〉」
京「ぇ、別に良いよ」
安「〈日本語が聞き取れなかった?〉」
俺…
もっと優しくしてほしい…。
京「山田工場の近く…」
安「〈分かった。そこで待っとけ。〉」
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