第3章

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怖い?怖いけど、でも。 「怖いけど、でも。私は。」 祐次はドアの方へ向かった。 「俺、リビングで寝るから。そのベット使って。」 どうしてそうなるの? 「待って!どうして?」 「無理しないで、俺の前では」 無理なんかしてないのに。 「無理なんかしてないよ」 そう言いながら、祐次に抱きついた。 「沙奈ちゃん。」 「行かないで。」
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