プロローグ

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今思えばそんなにおかしい話でもない。よくある(いや、ないけど)小学生の失敗談だ。 だが、当時の俺のショックはでかかった。 この頃から俺の心には 普通から外れてはいけない。 という言葉が深く刻み付けられた、という訳だ。 以上、これにて昔話終了。 長々と悪かったな、苦情は後ほど受け付ける。 今はさっさと現実に戻ろうと思う。 季節は春。 BGMは淡々と紙を読み上げる微天才の声。 場所は、高校の入学式。
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