テーマ小説

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テーマ:眠 『do mischief』 . 木漏れ日が降る窓辺のソファで昼寝に興じる。 日頃の疲れのせいなのか…自分の存在に気付く事なく眠り続けている。 . 人の気配に敏感なくせに、珍しい… なんて思ってみる。 . でも…知ってる。 それは自分の前でしか見せない姿だって事を。 自分と言う存在の側で安らげるのなら… それを守っていきたい。 . . . こうして寝顔を見るのも好きだけど やっぱり構って欲しいから。 早く起きろ…という想いを込めて頬をつついたり前髪を弄ってみた。
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