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事実を話し、その人は変な噂を広めてしまった責任を感じてしまったのか、誤解を解こうと協力してくれた
協力もあり、すぐに誤解が解けみんなその事にはもう触れる事はなかった
ただ一人を除いて、、、
それにしても、ほんと人騒がせな師匠を持ったと思う
師匠はこの噂があったからか、今だに俺の髪の事を『尻尾』と呼ぶ
そして、師匠は俺が髪を切ろうとすると捨てられた子犬の様な表情で見詰めて
デルタ『切るのか?ほんとに切るのか?後で後悔しても知らないぞ?』
と、目で訴えてくる
そんな事を繰り返している内に家族からも
「無くなるとなんか物足りない、、、と言うかパーツが一個足りなく見えるからそのままでいいんじゃない?」
と、意見が出たり、俺も何と無く愛着が出てきたのか長さを整えるだけで切ろうと思わなくなった
ただ、やっぱり邪魔な物は邪魔だ
いつか師匠のいないところで切ろう
……魔がさしたら
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